周年行事・社会奉仕

シューズバンク
プロジェクト

当クラブは、10数年来シューズバンクプロジェクトに取り組んで参りました。
これは胸を張って自慢できる優れた事業だと確信しています。

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裸足で生活する子供たちに
靴の贈りものを

具体的には日本の生徒たちに、成長して履けなくなった靴を集めてもらい、フィリピンの、僻地の学校の子供たちなどに贈るという事業です。当クラブの氏家会員が、現地の子供たちが経済的理由で靴が買えず、裸足で生活しているためにケガが多く、雨が降れば学校に行けないことなどを知り、始めた事業でした。近年、経済成長により現地事情は改善されつつあるとはいえ、今も子供たちは、山の上でもビーチサンダルで生活しており、まだまだ靴は貴重です。

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モノだけでなく、日本の生徒たちの
「心」も届けるために

氏家会員と当クラブがこだわり続けてきたのは、単にモノとして靴を贈るのではなく、日本の生徒たちの「心」も一緒に届けることでした。毎年学校で授業をさせていただき、生徒たちに心の大切さを訴えてきましたが、生徒たちが真っすぐ向き合ってくれることにむしろ感動しました。生徒たちは積極的にフィリピンのことを調べ、どのようにアピールするかを考え、演劇を作ったり、ポスターを作って近くの公共施設に張らせてもらったりと工夫をこらし、早朝から校門に立って大きな声で協力を呼びかけました。教育的な効果も大であったといえます。
また必ず現地に赴いて手渡すことにし、現地の子供たちに、日本の生徒たちの、「ともに頑張ろう」の心を直接伝えるよう努めてきました。そしてその模様を録画し、逆に日本の学校に届けてきました。

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シューズバンクで広がった
社会奉仕の精神

10数年経った今では、当クラブが主導するのではなく、学校側が自主的に取り組んでくださるようになり、当クラブは毎年学校からの要請を受けて、集まった靴を現地に届けることに協力する、という形に発展しています。ここ数年は、同学校が小中一貫教育研究で連携する他の小中学校にも波及が広がっております。
我々ロータリアンにとってこの事業は、国際奉仕、青少年奉仕、社会奉仕に通じる事業です。しかも必要な経費は搬送費ぐらいです(もちろん現地訪問費は自腹です)。
もし、力ある他のクラブも同様に取り組まれれば、より多くの貧しい国の子供たちに奉仕できるのではないか、と期待しています。もし既に協力関係にある学校などが有り、他に国際奉仕をされていて現地に連携できるクラブが有るとすれば、既に環境は整っています。また一からやるとしても、決して難しくはありません。今後は機会をとらえて、他のクラブにもご紹介したいと思い、始めています。

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